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【報告】房総いすみで地域の課題に取組む活動と働き方ツアー
~一次産業と六次化編~を開催しました。
2017年2月25日(土)に、房総いすみで地域の課題に取組む活動と働き方ツアー~一次産業と六次化編~を開催しました!
今回のツアーは、いすみ市定住促進協議会の委員、移住相談員で話し合い、いすみ市の活動人口、交流人口を増やしたいという想いから「地域の課題とその課題解決に向けて活動している人に会ってもらおう!」と考え、企画したツアーの第3弾です。
房総いすみで~シリーズのツアーも回数を重ねるごとに認知度も上がってきており、今回は「いすみ市の活発な取組みや魅力的な人を見てみたい」という応募もありました。
まず初めに「農事組合法人みねやの里」の訪問です。
【参考URL】http://blog.goo.ne.jp/mineyanosato/e/62945b3e3685e292a9b0ce7f454e195e
みねやの里では集落内に中心となる担い手が無く、高齢化も進む中で、集落内の農業維持に危機感を持っていらっしゃいました。そんな中集落内で話し合い、全戸参加による一集落一農場方式による集落営農を目指し、峰谷営農組合を設立しました。
オール兼業農家による季節的な果樹の共同作業から、現在は定年帰農者を中心に多品目生産に取り組み、一年を通じた作業体系を確立しており、当日はその取り組みについてお話してくださいました。
その後は「高秀牧場」の訪問です。
【参考URL】http://www.takahide-dairyfarm.com/
高秀牧場では牛の排泄物を資源として再利用しており、自然の資源を無駄にせず再利用し循環させていく「循環型酪農」に取組んでおり、町の活性化と食の安全に貢献されています。当日は説明をその取組み説明を聞いた後に、搾りたての牛乳を使ったジェラートをみんなで食べました。高秀牧場さんでは生産者の想いを届けるために、六次化にも力を入れていらっしゃいます。
昼食は“種まきから収穫、そして食卓まで”をモットーに、自分の手で安全・安心な食材を育てる楽しさや素材を活かした料理を食す喜びを通じて、地元いすみの地域の生活者と交流を深めてもらおうと活動していらっしゃる楽働会さんにお願いし、地元の食材を使った里山ランチをみんなでいただきました。
【参考URL】http://rakudokai.biroudo.jp/
昼食には市内で農薬や肥料を施さない、地球にも体にも優しい自然栽培によるお米づくりに取り組んでいる「つるかめ農園」のご家族もいらしてくださいました。
【参考URL】http://farm-share-life.net/
米づくりオーナーの実施やお米の加工品(米粉、米菓、本みりん、酒)にも力を入れています。
「みんなで米づくり」をキーワードに、地域の田園風景を次世代に繋いでいく取組みの説明をしてくださいました。
昼食後は「ピア宮敷」にお伺いしました。
【参考URL】http://www.piamiyasiki.jp/
「ピア宮敷」は知的障害者の方を中心に、障害者支援施設、短期入所、生活介護、グループホーム、就労体験のうどん屋等の事業を行っていらっしゃいます。その他にごま油やジャム、ハーブティーなどの生産、生きくらげの栽培、養蜂などを行っています。地域とともにどう生きていくか、福祉のお仕事とは、そんなことを交えながら現在の取組みをお話してくださいました。
ツアーの最後は、いすみライフスタイル研究所さんの運営している「長者マート」にお伺いしました。
【参考URL】http://www.isumi-style.com/choja/
長者マートでは、いすみ米おにぎりや天然酵母パン、クッキー、地元の農家さんの野菜や果物、ハンドメイド商品など、地元の産品を使用した加工品販売等を行っています。体験やワークショップを通して、市民のコミュニティスペースとしての役割を担っていることなどのお話をしてくださいました。