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11月19日(土)に、房総いすみで地域の課題に取組む活動と働き方ツアー~里山再生編~を開催しました!
今回のツアーは、いすみ市定住促進協議会の委員、移住相談員で話し合い、いすみ市の活動人口、交流人口を増やしたいという想いから
「地域の課題とその課題解決に向けて活動している人に会ってもらおう!」と考え、企画したツアーです。当日まで何度もワークショップを重ね、企画しました。
初めてのツアーでワクワクしていましたが、当日はあいにくの雨…
いすみ市には「大雨注意報」が出ていました。かなり強い雨が降っていたので、前日・当日キャンセルを予想していたのですが、そんな中でも今回7名の方にご参加いただきました。本気度が高い!
まずは市役所でオリエンテーション。
ツアーの説明、ガイドの紹介、参加者の自己紹介です。
今回の参加者は関東圏の方でした。
その後、バスでいすみ市の山田地区に移動し、薪ストーブのあるあったかい部屋で、いすみ自然エネルギーの取組みを聞きました。
【参考URL】http://xn--n8jzb8fug4a5o2h3en972dy58a.com/
チームワークもテンポもよく、薪はあっという間になくなりました。
ただ雨の日の山の仕事はつらい・・・私たちが体験したのはほんの一瞬でしたが、雨の中一日作業をすると考えると里山再生の取組みは本当に大変なんだなと思いました。
【参考URL】http://tabihatsu.jp/program/93208.html
そしてランチタイムです。
ご飯は薪を使いかまどで炊き、地元のお野菜や海鮮でBBQをし、あったかい特製いのしし汁も堪能しました。
食事の際には、参加者の方にその場で竹を半分に割ってもらい、それをお皿として食事をしました。お箸は竹やブルーベリーの木の枝で作ったもので、 里山再生を“食”の目線からも体験することができました。
雨に濡れ冷えた身体が、芯まで温まる和やかなランチタイムとなりました。
午後は薪ネットワークの活動現場を見学させていただきました。
【参考URL】https://www.facebook.com/isumimakinet/
薪ネットワークの取組み説明の後は、実際に活動現場を歩きました。
この日は大雨の影響で地面には水が大量に流れていました。
地面が水を吸わずに水が流れてしまうのは山が健全でない証拠とのこと。
これから剪定をして山を健全な状態、水の流れる状態にしていくそうです。
滑ると危ないので、実際山の頂上までは登れませんでしたが、貴重なお話を聞くことができました。
一番「へぇ~!」と歓声が大きかったのは、「晴耕雨読」という言葉に関するお話。本来の意味は、晴れた日は畑に出て耕作し、雨の日は家にいて読書すること。
しかし薪ネットワークの方は「雨の日こそ山に入って水の流れをよむ。そして山の状態を知ること。」とおっしゃっていました。当日の雨天にピッタリの言葉でした。
その後は大雨のため急遽プラン変更。
地元の公民館をお借りして、薪ネットワークの取組み、薪の需要などのお話を伺いました。
薪ストーブのことや、いのししの捕獲のことにまで話は広がりました。
(いのししの話にみなさん興味津々でした。
お話が終わるころには雨もやみ、急遽薪ネットワークのメンバーであり、放牧ジャージー牛の牛乳を使い安心して味わえるチーズ製造・販売をしていらっしゃる「チーズ工房IKAGAWA」さんの工房に立ち寄りました。お土産にと購入される参加者の方もいて、大変喜んでいらっしゃいました。
雨の日のツアーなので「風邪をひかないか」「滑ってケガをしたりしないか」などと朝方はすごく心配でしたが、雨の日のツアーだからこそ、取り繕わない、本当の活動の様子をみていただけたかと思います。
最後に書いていただいたアンケートにも「良かった」「今後参加したい活動がみつかった」との感想をいただき、私達の伝えたかったことが伝わったかなと思いました。
いすみ市定住促進協議会では「房総いすみで地域の課題に取組む活動と働き方ツアー」と題して【第2弾】空き家活用編※現在参加者募集中
【第3弾】一次産業と六次化編※内容が整い次第募集開始